ロブロックスの都市伝説一覧|ジョン・ドウ・1x1x1x1・Guest666の噂を検証【2026年版】

ロブロックスの都市伝説を一次資料と公式説明で検証。ジョン・ドウの3月18日ハッキング、1x1x1x1・Guest666・4nn1、エラーコード267の噂の正体を落ち着いて整理します。

「ロブロックスに、3月18日にログインするとハッキングしてくる“ジョン・ドウ”がいる」——そんな噂を、友達やYouTubeで一度は耳にしたことがあるかもしれません。ロブロックスの都市伝説とは、ジョン・ドウや1x1x1x1などの“怖いアカウント”をめぐる噂の総称で、その多くは公式が否定した作り話です。都市伝説ラボでは、英語圏の一次資料とRoblox社の公式説明を照らし合わせ、有名な噂の「初めの一歩」と「本当のところ」を落ち着いて整理しました。

この記事でわかること

  • ジョン・ドウ/ジェーン・ドウの正体と「3月18日ハッキング」の顛末
  • 1x1x1x1・Guest666・4nn1(アニー)など“ハッカー系”の噂の出どころ
  • エラーコード267の噂と、都市伝説マップとの安全な付き合い方

こども家庭庁(旧内閣府)の令和6年度の調査によると、小学生(10歳以上)でゲームをする割合は86.6%、インターネット利用率は97.2%に達します。ゲームは子どもの生活のすぐそばにあり、だからこそ噂も一気に広がります。ゲーム機を使ったネット利用は小学生で76.5%(男子83.7%・女子69.1%)にのぼり、噂は友達から友達へと伝わりやすい環境があります。2026年7月時点の情報をもとに、順番に見ていきましょう。

ロブロックスの都市伝説とは?なぜ次々と生まれるのか

ロブロックスの都市伝説とは、実在しない「幽霊アカウント」や「無敵のハッカー」をめぐって語られる怖い噂のことです。その多くは、ユーザーが自分たちで作って共有した物語(クリーピーパスタ)から生まれています。

なぜこれほど生まれるのか。理由は、ロブロックスが「誰でもゲームを作れて、遊べる」場所だからです。プレイヤー自身がストーリーや“怪異アカウント”をゲームとして再現でき、それを動画やSNSで広められます。英語圏では、こうした噂を調べて追いかける「ミスハンター(Myth Hunter)」と呼ばれる遊び方が2017〜2021年ごろに広がりました。

この現象は学術的にも研究されています。ノースカロライナ大学の研究(Pallante, 2019)によると、オンラインの創作コミュニティでは、参加者が協力して一つの伝説を作り上げていくとされます。さらに、その物語の中に自ら入り込んで楽しむ「オステンション(伝説の実演)」という行動も起きるといいます(Pallante, 2019)。ロブロックスの噂は、まさにこの「みんなで作る伝説」の典型例だと筆者は考えています。

ジョン・ドウとジェーン・ドウ|「3月18日にハッキング」の噂を検証

まず事実から確認します。ジョン・ドウとジェーン・ドウは、危険なハッカーではありません。Robloxが所有・管理する、古いテスト用のアカウントです。「3月18日にログインするとハッキングされる」という噂は事実ではありません。

初めの一歩(事実)

ジョン・ドウ(ユーザーID #2)とジェーン・ドウ(ユーザーID #3)は、Robloxの共同創業者デビッド・バスズッキ氏とエリック・キャッセル氏が2006年ごろに作った初期のテスト用アカウントとされます。開発初期には、管理者が動作確認のためのNPC(自動キャラクター)として使っていました。

広まった噂

2017年2月ごろ、一部の配信者が「2017年3月18日にジョン・ドウがロブロックスをハッキングする」という噂を語り始め、それがクリックを集める動画で繰り返し取り上げられました。多くの子どもが不安になり、噂は一気に拡散しました。

本当のところ(検証)

そして3月18日、実際には何も起きませんでした。Roblox社の公式ブログによると、同社は2017年3月に両アカウントの背景を説明する記事を出し、噂を否定したうえで「両アカウントはRobloxが所有・維持している」と明言しています。つまり、ジョン・ドウは“悪者”ではなく、いわば「会社の備品」のような存在です。実在するアカウントを怖い存在として中傷しないことが大切です。

1x1x1x1・Guest666・4nn1|“最強ハッカー”たちの正体

ロブロックスには、ジョン・ドウ以外にも「最強のハッカー」「呪いのゲスト」として語られる存在がいます。いずれも、公式や元管理者が「架空のキャラクター」と説明している作り話です。英語圏の資料を読み比べると、それぞれの出どころははっきりしています。

ロブロックスの都市伝説アカウントを比較するイメージ
噂の“怪異アカウント”は、その多くがユーザー発の創作から生まれている
名前 噂の内容 本当のところ
1x1x1x1 ゲームを乗っ取る最強ハッカー 開発者Shedletsky氏が2007年に世界観づくりのため作った設定。元管理者もハッカーではないと説明。2017年には公式フィギュア化。
Guest666 しゃべって管理者権限を使う呪いのゲスト 2017年に人気YouTuberの動画で広まった創作。実在の証拠はなく、ゲスト機能自体が2017年に廃止された。
4nn1(アニー) 悲しい過去を持つ少女の霊 2016年にユーザーが作ったファン創作キャラ。作り話の身の上話が付けられ、2021年にTikTokで拡散(#4nn1は約4,600万回再生)。公式アカウントではない。

正直なところ、こうして並べてみると共通点が見えてきます。どれも「動画やSNSで広まった」「実在の証拠がない」「公式は架空だと説明している」という三点セットです。1x1x1x1にいたっては、Robloxが公式フィギュアにして“文化”として楽しんでいるほどで、もはや怖がる対象ではありません。

エラーコード267の噂と、都市伝説マップの遊び方(注意点)

「エラーコード267が出たらアカウントが呪われる」という噂もありますが、これも誤解です。Roblox社の公式サポートによると、エラーコード267は“そのゲームの制作者によって、そのゲームから締め出された”という意味で、アカウント全体のBAN(利用停止)ではありません。ほかのゲームは今まで通り遊べます(Roblox公式サポート エラーコード一覧)。

ちなみに、よく似たコードの意味は次の通りです。

  • 267…そのゲームから締め出された(制作者による措置。Roblox社全体のBANではない)
  • 268…想定外の動きが検知されて切断された
  • 277…サーバーとの接続が切れた(通信環境の問題であることが多い)

また、こうした噂を題材にした「都市伝説マップ(ミス系のゲーム)」も数多く公開されています。最初にこうしたマップで遊ぶ人は、それがファン制作の“お化け屋敷”のようなものだと知っておくと安心です。実際にミス系マップを遊ぶ人の多くは、怖さよりも「謎解き」として楽しんでいます。

注意したいのは、噂と現実の切り分けです。総務省によると、災害時などにウワサやデマを「良かれと思って」広めてしまう例が繰り返し起きており、拡散する前に一度立ち止まる大切さが呼びかけられています。

知らせる前・広める前に、まず一度落ち着いて、ウワサやデマなど偽・誤情報に振り回されないようにする——これはロブロックスの怖い噂にもそのまま当てはまる姿勢です。

出典:総務省「インターネットトラブル事例集」良かれと思って拡散した情報がデマだった?!

創作としての怖い話を楽しむのは自由です。ただし、ジョン・ドウのように実在するアカウントを「危険人物」として名指ししたり、友達を怖がらせるために使ったりしないこと。ここが、噂と上手に付き合うための一線です。都市伝説ラボがこうしたゲーム系の噂を扱うときに、いつも大切にしているポイントでもあります。

よくある質問(FAQ)

ジョン・ドウは本当に危険なアカウントですか?

いいえ。Roblox社の公式説明によると、ジョン・ドウとジェーン・ドウはRobloxが所有・管理している古いテスト用アカウントで、「3月18日にハッキングする」という噂は事実ではありません。

1x1x1x1やGuest666は実在するハッカーですか?

いいえ。どちらもファンや動画から広まった作り話(クリーピーパスタ)で、公式や元管理者も架空の存在だと説明しています。1x1x1x1は公式フィギュアにもなっています。

ロブロックスの都市伝説マップは遊んでも大丈夫ですか?

多くはファンが作った“お化け屋敷”のような作品です。年齢向けの表示を確認したうえで遊び、怖い噂を実在アカウントへの中傷につなげないことが大切です。

まとめ

ロブロックスの都市伝説を落ち着いて整理すると、ポイントは次の3つです。

  • ジョン・ドウ/ジェーン・ドウはRoblox所有のテスト用アカウントで、3月18日ハッキングの噂は公式が否定済み
  • 1x1x1x1・Guest666・4nn1は、動画やSNSで広まったファン創作。公式は架空だと説明
  • エラーコード267は「そのゲームからの締め出し」で、アカウント全体のBANではない

怖い噂の正体は、たいてい「みんなで作った物語」です。関連して、任天堂作品を扱ったゲームの都市伝説まとめ(マリオ・ポケモン・FF)スーパーマリオの都市伝説検証も、同じ「作り話がどう広がるか」を扱っています。また、いま子どもたちの間で話題の『99日間生き残る』は実話?怖い噂の検証もあわせてどうぞ。都市伝説ラボでは今後も、噂の出どころを一次資料から丁寧にたどる記事を発信していきます。

最終更新:2026-07-03

※本記事は一般的な情報提供を目的とし、公開情報の整理と筆者の感想を含みます。ゲームの仕様や公式見解は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトをご確認ください。

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主な参考文献:Pallante, M. E. (2019) Secure, Contain, Protect: Building a Digital Folklore Mythos through Collaborative Legend Creation/Blank, T. J. & McNeill, L. S. (2018) Fear Has No Face: Creepypasta as Digital Legendry/こども家庭庁「令和6年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」調査結果/総務省「上手にネットと付き合おう


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